スマッシュケーキにバナナを飾りつけしたいけど、色が変わらない方法ってあるの?
バナナが大好きなお子さんや、季節によってはイチゴがなくてバナナで飾りつけをする方もいると思います。
バナナは切って時間が経つと変色して、見た目も悪くなってしまいますよね。
今回は、1歳の赤ちゃんにもできる、バナナが変色しない方法をご紹介します。
実際にスマッシュケーキのバナナが変色しないかを色々な方法で検証したので、気になる方はご覧ください。
スマッシュケーキのバナナが変色する理由
そもそも、バナナはなぜ変色するのでしょうか?
切ったバナナの表面の色が変化するのは、バナナに含まれるポリフェノールが原因です。ポリフェノールは色素や苦みの成分のことで、抗酸化作用があると言われています。
空気中の酸素とポリフェノールが反応すると色が変わってしまうので、なるべく空気に触れないようにする必要があります。
スマッシュケーキのバナナは変色しても食べられる?
切り口が変色したバナナは、腐っていなければ食べられます。腐っているかを見極めるための特徴は以下の通りです。
- 酸っぱい匂いがする
- 苦味や酸味があり
- 果肉がべちゃっとしている
酸っぱい匂いや、少し食べてみたときに普段食べているバナナとは違う苦味、酸味などを感じるときは腐った状態です。食中毒になったりする可能性があるので、食べないようにしてください。
スマッシュケーキのバナナが変色しない方法は?
バナナの変色を防ぐ方法はいくつかあり、砂糖・炭酸水・レモン汁・塩水・はちみつに浸す、ナパージュをぬる(透明感のあるジュレ状のもので、お菓子やケーキの上の果物のツヤ出しの事)、断面を空気に触れないように密閉するといった方法があります。
レモン汁や塩水に浸すと酸味や塩味が残ってしまうことや、はちみつは1歳未満の赤ちゃんには使用できないので、この方法は避けました。
そのため、今回以下の方法でバナナが変色しないかどうか調べました。
- 砂糖水に浸す
- 炭酸水に浸す
- ナパージュをぬる
- 断面を空気に触れないように密閉する
スマッシュケーキのバナナが変色しないか検証
早速、以下の方法で検証してみました。
・そのまま:切っただけ
・砂糖水:水200cc+砂糖大さじ1杯の砂糖水に浸したもの
・炭酸水:炭酸水に浸したもの
・ナパージュ:粉ゼラチン5g+水30cc+砂糖20gを電子レンジで加熱混合したナパージュに浸したもの
・ラップ:切ってすぐ空気に触れないようラップで密着したもの
開始直後の様子
開始直後は、どの状態もほとんど変化はありませんでした。
開始5分後
少し、中央部分が黒くなってきたように感じます。
開始30分後
写真ではわかりづらいですが、周りが黒くなってきました。隅の方は乾燥も見られます。
開始1時間後
どれもそこまで大きな差はありませんでしたが、最も効果があったと感じたのはナパージュをぬったものでした。砂糖水や炭酸水はそのままの状態に比べ、変色が進んでいるように感じました。
ただ、味を比較するとナパージュは甘かったです。また、今回粉ゼラチンを利用したのですが、バナナを食べてみるとゼラチン特有の臭みが気になりました。
砂糖水や炭酸水は、味にそこまで影響はなかったです。
スマッシュケーキのバナナが変色しない方法は?まとめ
今回はスマッシュケーキのバナナが変色しない方法について紹介しました。
実際に変色を防ぐ方法を行ってみましたが、1時間という短い時間では、どの方法もさほど変化はありませんでした。
ナパージュをぬると表面がしっかりコーティングされるので、他のものに比べると変色の進み具合は遅いように感じましたが、ナパージュを作るのに利用したゼラチン特有の臭みが気になりました。時間が経つとゼラチンが固まって、食感も気になりました。ゼラチンを利用しないナパージュを作るのが一番効果があるのかもしれません。
スマッシュケーキにバナナを利用する際は、空気に触れる時間を短くするために、使う直前に切るのが良さそうですね。
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